詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
雪柊
二十五年時を隔てて剣を取り三歳の修練昇段の秋
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雪柊
うら若き水着の乙女が「マジうまい」プールサイドは爛熟の午後
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雪柊
栗ごはん 栗だけ避けて食べる吾子血まめができた吾の手を見る
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可不可
目つむって 擽ったいよな痛いよな 脱力系きみのデコピン
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可不可
途切れない真夏の恋もあるもんだ 自慢する程ふくらむ胸
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灰色猫
鼻血吹く亀仙人の甲羅には友の手紙が隠されてある
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灰色猫
夏の日の焼けたレールを歩みゆく向かい風切る少年の旅
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雪柊
この手間が現代社会に必要と夫婦揃って栗を剥く夜
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横井 信
風涼し つる草枯れたフェンスから見通し広く溢れる陽射し
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みなま
知らぬ家の換気扇からくる匂い愛しく思う秋の夕暮れ
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つちだゆういち
忘れよう君を忘れた人のこと過ぎ去りし事引きずるなかれ
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び わ
今日も無事一日過ごしひたすらに茜の空に雲ひとつなし
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可不可
花の名も知らない癖に自分たちだけが華束と思ひこむ女子
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コタロー
草原のあちらこちらに群生すセイタカアワダチソウの黄色
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可不可
霧のヴェイル晴らして覗くアポロンへ 頬そめあげるコキアの丘
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工藤吉生
トリックをすべて解かれてうらみつらみねたみを2分言う殺人者
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つちだゆういち
仕事しか下界の関与ない故に笑顔で業務多幸の限り
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ひよこ豆
草影は寒かったのか塀の上バッタ飛び乗りじっとしている
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石川順一
モンキチョウここにはお前の好む葉は無いのだ去れよバラは四季咲き
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KEN
からまつの こぬれに昇る つくよみの 明かりにぬれて 襟たてる道
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