滝川昌之のお気に入りの歌一覧
夢花火
値段さえ 言わなければと プレゼント 気持ちが欲しい 半分の心
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兎桃
朝ドラの再放送の古さ見て吾も同じと苦笑いする
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兎桃
可視化より見える化らしい言の葉は軽々変わるものにしあれば
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横井 信
満開のツツジの花の生垣の道を歩いて始まる休み
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トウジさん
ぶつかって納得しあう友ならばわからぬ方が言わば親友
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卓
わたる瀬の ささやく音色 染み入るも 惚れてなるかと あす見すえつつ
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へし切
草や木の目にまぶしきは新緑の生きとし生けるものの輝き
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恵雪
久々に夢に出で来し母と乗る列車廃止のローカル線の
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音蔵 雅秀
何事も上手く取り入れ 和に染める 日本人もつ 文化のありよう
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び わ
柿の木も紫陽花も又緑の葉ぐんぐん伸びて夏を呼び寄せ
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茂作
春の野のしろつめ草を集めては 戀あこがれる十四の乙女
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こいしかる
今日もまた明日の私を前借りし夜の幸せ貪り尽くす
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横井 信
ひさびさの朝日に揺れるひなげしの花に雫のきらりと光る
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こいしかる
汗を掻く麦茶を横目に舌先で融け合う氷軋んだカウチ
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継海
続柄に書かれた君の文字を読む頑な心ほぐれゆく午後
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睡密堂
あざやかなきみどり色のずんだ餡かしわ餅からこぼれる五月
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硝子
身にしみていまだ寒き夜あらまほしにほへる花の散るを思へば
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兎桃
十六夜空澄みわたり槙の葉の雫それぞれ月宿したり
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三月
淡桃の 花もほころび 桜咲きその清き姿に 胸を打たれる
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三月
淡桃の 清き桜も 散り散りに緑も冴えては 五月の風吹く
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