秋日好のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
「寝て過ごす」口を揃えて連休の予定答える新入社員
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舞
子ら伸びてしだれ桜を掴まんとそうはさせじと優し風ふく
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恣翁
しゃがみ込み 草の香に春嗅ぎ取りて 悦に入りにし少年時代
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恣翁
生温き磯の春風 眠たげに 店の暖簾をふわと煽れり
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舞
花咲けど 見せたきひとは すでになく あと幾度かと 語る日懐かし
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滝川昌之
海出され飯に味噌汁パスタにと神出鬼没 貝党(怪盗)あさり
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へし切
すずらんによく似た花が咲いている白い花だよいつもの小径
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ななかまど
先達の染井吉野の感動を上書きしおり八重の桜は
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滝川昌之
かつ丼で自白するのは取り調べ室だけでなく自宅居間でも
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西手心黒
連休を指折り数えて待つ君を添えたキリンの絵にも感じて
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西手心黒
牡蠣小屋を訪れてみむ宮古みち変わりゆくなか懐かしさがし
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滝川昌之
十六で駅まで漕いだ自転車を六十一でまだ漕いでいる
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横井 信
まだ水の入り切らない春の田のカエルの声に月は隠れる
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恣翁
傾きし片割れ月を嘲りて 夜明け烏や 唖々と鳴くらむ
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恣翁
花影を踏み拉きたる物狂ひ 八重の桜を月下に仰ぐ
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恣翁
嘴に泥を含みて 忙しげに 軒を出入りせるつばくらめ
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恣翁
春の夜の出で湯に浮けば 魂だにも 海月のやうに揺蕩へるかも
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うすべに
降りやまぬ雨のおもさに魚はねる 入り江に輪を描く舟のしずけさ
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へし切
吾が宿の狭庭に 牡丹咲きにけり 花の姿に君を偲ばゆ
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へし切
老いぬれば恋する齢にあらぬ身の無き名たててはあらじとぞ思ふ
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