夜考宙んのお気に入りの歌一覧
舞
一羽飛ぶ空鈍色に一声を残す鴉の何を探して
6
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詠み人知らず
鉄塔に 細く撚られた 雲二本 冬空泳ぐ 鯉のぼりかな
3
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氷魚
進みたい方へ背を向け櫓を漕いでそれでも前に進むというの
6
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恣翁
商店の 巻かれし日除け 往来の 水たまりにぞ 寒く映れる
17
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元円
薄暗い明かりに浮かび上がるのは鏡のなかの見知らぬ自分
6
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元円
満足の意味もわからず通勤のバスに乗り込みほお杖をつく
4
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庭鳥
旅に出る予定ばかりを夢見てる飛べない鳥が踏み荒らす地下
8
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ゆびきゅ
真夜中の孤独慰むコンビニに すべてがあるが「わたし」だけない
31
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詠み人知らず
葉を落とし花は役目を遂げんとす所作雅なり継ぐ花のため
6
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舞
汗かきつ立ち働きし居酒屋の彼女等の顔艶やかに笑む
6
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キタハラ
ことばよりたいせつなもの、腐敗した目玉にはもう映らないもの
8
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薫智
君が言うたったひと言ききたくて僕は笑ってドキドキしてる
5
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田中ましろ
悲しみを砕いたやつを敷き詰めて人生はやや平坦になる
14
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薫智
角にあるアタックチャンス狙うよう君の心に飛び込んでいく
5
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田中ましろ
死にたいとあなたが言って気がついた(僕はあなたのために死ねない)
4
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薫智
傷痕は隠していてもあらわれる落ちる涙に気づかされてる
10
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庭鳥
もし今夜大揺れと火事来るならばためたロールは燃えてサヨナラ
7
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薫智
いつまでも包み込んでく優しさを身につけたいなどんな時でも
8
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舞
極限の任務に就きし御楯等の家族の思ひ傷め春風
5
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薫智
今はまだ動けなくてもいいんです充電期間また歩む為
8
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