ゆびきゅのお気に入りの歌一覧
向日葵
湯の宿を後にし目指す我が家こそ何はなくとも落ち着ける場所
5
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*なび*
神の前誓いし愛が憎しみに変わるのならば結婚なんて
6
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対空
暴力に弾かれやはい弧を描き黙せし弦に血のしがみつく
4
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伊藤透雪
野の花も 咲いて匂うは 女道 くねりて下りる坂道の 色
2
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逢
ひっそりと夏の匂いは消えてゆくもうさよならを言えないように
6
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笑能子
人が事上げ下ろしして得る愉悦そは身を滅ぼす悪酒に似たり
8
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きりあ
曼珠沙華たぎる心を置き去りて秋は静かにあの丘に来る
24
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つやはき
呼び出しをかけなきゃ会いにも来ない君の 心 ことばを 豈信ぜらんや
3
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一葉
果たされぬ契り悲しや現し世の千々に乱るる心何処へ
5
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舞
里山に 苦もなくつもる 落葉の元の景色を 見る人知らじ
3
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卯月
美しい夢を見ている留守宅の午後に微睡む市松人形
8
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翡翠丸
この恋は紛い物にて肉体の放物線に心も比例す
6
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詠み人知らず
過ぎし日を思へば吾も愛しさの餘る心で子を叱りをり
6
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詠み人知らず
かたなりの世とも思へど麗しきことにしあらめ過ぐすいのちの
8
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ゆき
野球帽 目が隠れるまで深々とかぶれば私の心は見えない
5
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半格斎
一列の鉢の通りの歩道には先の先まで小菊のみえて
15
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芳立
たれや言ふ絶え絶え蝉も聞きながら残る暑さも彼岸までとは
15
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山本克夫
立つことの意味をなくして信号機うつむき加減の三つの庇
2
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きびなご
秋求め ぎらつく日差し 受けながら 河原を歩き 秋風を知る
5
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詠み人知らず
よろしければあなたの新陳代謝狂わせて差し上げましょう
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