ゆびきゅのお気に入りの歌一覧
対空
絵筆棄つ二十歳の朝はあまた太陽狩る弾の尽きて明るむ
4
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虹雲
食糧も鋭き剣中国のチャイナリスク綱渡りやまず
7
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後藤郁弥
ギラギラの太陽、邪険にしてごめん 寒い朝にはきみが恋しい
2
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舞
子供らの作る案山子に守られた稲すくすくと刈り入れを待つ
8
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粕春大君
風さむみ鎌倉山の鐘の音もこほれる月に冴えわたるなり
21
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光源氏
秋風に心をのせてゆくらくら沖ゆく舟の調べに遊ぶ
16
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浅草大将
書き散らす恋の言葉にうづもれて机の上に秋は来にけり
42
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詠み人知らず
紅白のそば畑に彼岸花車をとめてしばしたたずむ
20
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うみ
終電が雨のかなたへいつまでもひとりベンチに座っていたい
6
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飯田彩乃
触れられぬことも幸せだと気づく恋人でない人のとなりで
11
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芳立
十月のクシコスポストの絶え間よりなどて聞こゆるつくつく法師
14
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薫智
僕南北は俺だなじゃあまたな巡り会うだろいつかどっかで
6
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悠々
そよと吹く風にも紅き秋薔薇 うつりゆくこそ哀しきものを
24
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卯月
「歩くならここでいいよ」と口ずさみ私は未だ大人になれぬ
8
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恣翁
吾子たちよ 一瞬でよい 精神の 高みに生きる 歡びを知れ
34
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由良
もし君が欲したならばこの身体どんな音色を立てるのだろう
11
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ふきのとう
大空に色とりどりのアドバルーンわが子誕生ながめる窓に
13
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逢
永遠と思いこんでた「青春」の二文字の中に「月日」があった
112
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ゆべし
おやすみと崩れる背中に呟けばほぐれた枯れ葉にぽとりと落ちた
9
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でくのぼう
秋雨に濡れて咲きをる藤袴 嫁ぎし吾娘の愁の色ぞ
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