波並のお気に入りの歌一覧
田中ましろ
一回のオモテの妻の攻撃が もう三時間続いています。
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山桃
夕燒けにしづく落として消さむとて身を折りたたむ上弦の月
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浅草大将
我が心の闇にも届けあかねさすヒルデガルドの生ける光よ
9
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島祝
木之本に立てば嵐の桜花 千々に乱れて道惑ふかな
20
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波江究一
雪雨に變りてゐたるしぬのめの地震は搖るか彼岸を指呼に
2
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浅草大将
巴里の空たまの五月雨降らせよと怒号るの声いまだ忘れじ
12
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浅草大将
見てはまたけしの夢こそからこるむ霧の高嶺に咲く青き花
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浅草大将
泥の中根をなす冬の枯れ蓮花の咲かぬをなど惜しむべき
14
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島祝
朝露に宿れる昨夜も過ァ過ァと急かする烏の声に消えゆく
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聴雨
深き夜の静寂のなかに浮かびくる月は秘かに夜話に傾く
24
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恣翁
ゆく春に 別れを告ぐる 精靈の 舞ひたる姿 柳絮飛ぶなり
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螢子
薄桃の八重の花びらアンジェリケ道行く人は薔薇と見まがふ
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鹿男あほでよし
ミクシィの「日記を書く」をクリックし眺めるだけの平日の夜
10
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三沢左右
雲映す堀に降り敷く花の御座天ましませば吾も乗らばや
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光源氏
山里にうぐひすのこゑなかりけり君来たりてこそ春をおぼゆる
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ころすけ
ただ一人ただ一人でいい幸せにできただろうか 寂しさの果て
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千紘
いつの世も 母を呼ぶ聲変はりなく異國の地にて朽ち果てんとも
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紫苑
道端の斑らの雪はユトリロのぬかるみの生あはれとぞ見ゆ
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浅草大将
風なくばおのが光を剣にて雲切りはらへ冬の夜の月
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浅草大将
散りてなほ命ありけり紅に霜を染め抜く櫨のもみぢ葉
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