加祢のお気に入りの歌一覧
悠々
紫陽花ノ花咲ク庭ノ斎場ノ空ヘ一筋母焼ク煙
24
もっと見る
悠々
嘘ツキガ真ノコトバ一ツダケ 求メユク道、曼珠沙華咲ク
20
もっと見る
悠々
政界の一寸先は闇なれどお子樣内閣メルトダウンか
19
もっと見る
悠々
うれしきは歌詠む友の言魂に 若葉の風の薫り立つとき
24
もっと見る
舞
暮れんとす闇に抗らがいひと時の茜を映すはぐれ雲あり
14
もっと見る
舞
密やかに電車の揺れに聞こえくる妻買い来たる御守りの鈴
17
もっと見る
トーヤ
こぽこぽと湧き出る音は実りへの足音なんだ そう、また一歩
6
もっと見る
トーヤ
明るくて見失ってるものばかりサヨナラ告げるタイミングとか
14
もっと見る
浅草大将
逝く妹の叫び聞きしかora oraと羅典の文字に記す兄はも
20
もっと見る
浅草大将
わが門の荒田の苗のまぼろしはうゑたる者にいつ実るらむ
16
もっと見る
浅草大将
言はずとも匂ひありせば口なしの花の思ひを聞く人もあれ
22
もっと見る
浅草大将
詠み草のいかでか生ふる歌ひでり知恵をはたけに播く種もなし
18
もっと見る
浅草大将
名にし負ふ後の楽しび見えずとももゆる緑に雨けぶりつつ
16
もっと見る
みやこうまし
廃校の児等いぬ雨の中庭に虚ろに咲きし桜散りけり
12
もっと見る
聴雨
久方の月はめぐりて相歌ふ花たちばなの白のさやけさ
13
もっと見る
聴雨
香を焚けば記憶の糸はほつれゆき遠きあの日の思いくゆらす
10
もっと見る
聴雨
はつ夏の鳥と雨とに包まれて行きつ戻りつ微睡める朝
11
もっと見る
詠み人知らず
二十種のハーブそだてしわが庭は甘い匂いがたちこめ萌ゆる
16
もっと見る
詠み人知らず
紫の菖蒲の葉をとりあたたかい湯船につけて匂いをかぎぬ
8
もっと見る
詠み人知らず
百匹の鯉のぼり舞う伊坂ダム夫と眺めて柏餅食む
13
もっと見る
[1]
<<
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
>>
[507]