加祢のお気に入りの歌一覧
きりあ
押し花とチェブラーシカと星の本月の小舟に乗せて届ける
14
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三沢左右
散り掛かるあたら雪花ひとつぶを選みとるごと君と出会ひき
19
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三沢左右
選ぶまじ雨の長夜のさわめきの音と聞こゆる二つグラスを
7
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恣翁
真っ直ぐな 眼差し向ける 幼女の 瞳を籠める 鳶色の翳
21
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恣翁
のっそりと 漆のごとき 黒き背を うねらせながら 牛の歩めり
21
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紫苑
袂をば払うて浄き身ならむと思へど袖に雪ふりやまず
19
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紫苑
しろがねの肌に魚のきらめきを映してかなし氷山の薔薇
16
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紫苑
倚りかからぬ人のつらきを知りぬれば胸に誉れの薔薇ひともとを
15
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さる
その昔記したる日記繙けば紅き血潮の湧きし思ひ出
8
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さる
香り立つ筍ご飯木の芽添へ鯛のあら煮と潮汁食む
5
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さる
紫陽花の花咲きだすを待ちてある梅雨の晴れ間につぼみ膨らむ
5
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庭鳥
若緑雲の切れ間にやわやわとさした光に爪先躍る
10
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庭鳥
つぼみすらつけずに枯れた朝顔の鉢に引っ越す夕顔の苗
17
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庭鳥
「にゅるぬるを食べてやるから」ジャスミンの昔の鉢につるむら移す
7
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庭鳥
訪れぬ眠り待ちつつうたのわを眺めるうちに訪れた揺れ
10
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ほたる
なにもかもあっさりと捨てる妄想に囚われている曇天の午後
13
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ほたる
歌詠みの色それぞれに主張する新宿御苑に嵐吹くらむ
7
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ほたる
雨後の葉を空に透かせば浮き上がる美しき血の流れる葉脈
19
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ほたる
花束の中の花ならのどかなり 一輪挿しの花傾かず
8
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薫智
偶然に歌風が似てる人がいる新たな絆なんか嬉しい
10
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