加祢のお気に入りの歌一覧
浅草大将
炎天下葉かげの風のすずしさに秋を秘めつつ桐のしげれる
12
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浅草大将
夏なれば夜のながめぞよしの山散らふほたるの花に劣らず
13
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あそびくも
新玉の月さし昇り田の水面尽きることなく飴坊の跳ぶ
17
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あそびくも
泡沫の夢に見まがふ炭酸の粒に幼き日々がはじけて
13
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あそびくも
ほろほろと響む鳴きごえ途絶えなく吟ずる歌に住まふ夏鳥
15
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あそびくも
細瓜の青みづみづし丸かぶり音涼やかに香り立つ夏
49
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みやこうまし
仏さまと手をあわす顔が仏さま介護疲れの癒されるとき
16
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みやこうまし
紫陽花の色とりどりに咲き乱る多情多感の心映えかな
13
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みやこうまし
雨の日の御所は静けき松たちの矜持ゆるみて柔らかな青
13
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半格斎
ときをりに聲高となりし雨蛙しぐれるときを如何で知るらむ
13
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半格斎
三株なるきみが手植ゑの馬鈴薯の葉をばゐたぶる暴れ梅雨かな
14
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半格斎
まなうらに殘るおもひやたらちねの心わたさむ子にも孫にも
13
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半格斎
夏梅の葉白を搖らす風に添へ篠突く雨は降り止まづして
17
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恣翁
喧騒や 遠慮がちなる 電飾を 圧して空の 夜に沈めり
19
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悠々
炎天の丘の上なる靈園の石室の母我を呼びたまふ
17
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悠々
ひとつぶで二度美味しいとはこのことか包み直した過去歌へ拍手
15
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悠々
恋シテル夏ハ歌ナド詠ムモノカ秋風吹ケバマタ歌ウ日モ
23
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悠々
ヤナギ川サビシキ夏ノ雲ウカベ水面カスメテ鬼ヤンマ飛ブ
19
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悠々
夜ノ底三十一文字ノ歌声ガ聞コヘテ来ルヨ独リジャナイヨ
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光源氏
年を經て朝な夕なの酒びたりしばし無常の歌に沈むる
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