さなせそのお気に入りの歌一覧
田中ましろ
ビー玉をのぞけば大きくなる瞳 神様よこれが僕のいのちだ
7
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緑里
監視役。そう言いきみが持ち込んだ部屋に残ったサボテンの刺
6
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田中ましろ
痛みから抜け出せないでいる朝はマンション5階の踊り場に立つ
3
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只野ハル
のど飴とマスクだけでは誤魔化せず風邪薬でも飲んでみるかな
1
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新田瑛
抱きしめてあげたいですが腕力がないのでひとまず見つめています
4
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新田瑛
交差点は早足で渡る 「生き急ぐ人々の群れ」の一員として
8
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geriondc
きれいだね きみの方こそきれいだね いいえあなたの膝の裏こそ
6
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谷川めぐむ
神経が靴になったら目に見えてすり減ってると分かって便利
8
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垂々
雨の日は泣けない人が泣けるよう傘を盗んでくもる地下鉄
21
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新田瑛
匿名で書かれた手紙 匿名の風に吹かれて名のある君へ
4
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田中ましろ
愛されていたのでしょうね 君のいた場所だけずっと温かいのは
11
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シュンイチ
あなをほるぼくの知らない町とかにたどりつくまでただあなをほる
4
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シュンイチ
イシツブテ蹴りながら行く通学路 ぼくもだれかの影になりたい
8
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新田瑛
安全に生き抜くための番号を与えられてはどこへも行けぬ
4
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久哲
そこはかとないさみしさが押し寄せる波打ち際の一種 バス停
11
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久哲
こんなにも開花予想はありました裏切ったのは僕なのでしょう
8
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久哲
季節など意識をせずに呼吸するあの階段は初めて降りた
13
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田中ましろ
ライオンになりたいネコは渾身の力を込めて鳴いた にゃー
8
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田中ましろ
恋をする気などなかった よく売れる小説のはじまりは唐突
4
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新田瑛
四時ごろの約五秒間電動式鉛筆削りが空回りする
2
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