福井大夢のお気に入りの歌一覧
山本克夫
おそらくは鳥になれない夕やみに漂うだけの羽毛をつかむ
10
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飯田彩乃
本当はTOKYOなんてないことを東京タワーは知っているのに
5
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ライテウ
片方の眼から生まれる重力に願わくばいま吸い込まれたい
2
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詠み人知らず
ここじゃないどこかだったらそのへんでいいからきみと一緒にいたい
6
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詠み人知らず
無意味さの無意味なことを取りあげて笑うあなたの無意味な笑顔
4
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トーヤ
口にするまではとにかく重くって言葉にすれば軽い「さよなら」
25
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佐々一竹
火の消えし窯の煙突見上げたり或る若者の死を悼むため
43
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シュンイチ
タブラ・ラサこころを無地のものとしてもう秋の日が暮れようとする
11
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緑里
始まりは雨の日だった。足元の世界に少し青を見ていた
7
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光源氏
「菅直人」変換すれば「憾な弟」末の総理と考ふ携帯
16
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とつか祐貴
空と手を繋ぐことしかできなくて飛行機雲を一人で見てた
10
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みなみぐち
手を洗い顔を上げたら向こうから「ちょっと休め」と言われたような
8
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逢
「闇はまだ知りたくない」とささやいて浮かんだ月は君に似ていた
9
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逢
少しだけ大人になりたい僕たちの夕日の影が背伸びしていた
22
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都季
正論は優しくないから今だけは間違ったままの僕らでいよう
69
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都季
受話器越し微かに揺らぐ君の気配僕らは同じ夜を生きてる
12
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都季
満月に一番近い場所として今宵僕らのジャングルジムへ
11
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逢
さよならの色した夕陽に染められて「僕ら」はきっと「僕」になるんだ
11
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逢
少しだけ子どもでいたい夜があり ホットココアは冷めないでいて
11
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トーヤ
十分は光のように過ぎてった飲み込んでいた(きみがすきです)
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