三沢左右のお気に入りの歌一覧
白亜
夕されば木の間に飛び交ふ雀らは さやにさやげとなほ鳴きやまず
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牛隆佑
軽やかにゆけ 荒れ果てた大地さえ尊きヌーの如くゆけ ゆけ
3
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みづ子
幻想が剥がれてみるとあっけないこの手を離さなくてよかった
6
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紫苑
おやすみ、凍れる星の降る夜を今し消えゆくいのちあらむゑ
8
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浅草大将
空にちる星のなみだをしらつゆの玉の汗こそつちに流るれ
12
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五穀米
順送り与えられし花はすぐ飽きて恋は街にて拾うものなり
3
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はな
運命の意味はわたしが決めるからきみはそのままわたしを抱いて
5
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横雲
交みたる蜻蛉の夢とまどろまで面影追ひて幾夜明かしつ
5
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たんぽぽすずめ。
いつもなら歩幅合わせてジョークとか言えてる筈で余計、猛暑日
11
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只野ハル
アラスカの鮭の切り身を食べましたヒグマのように皮も残さず
4
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葛山葛粉
なびいてるカーテンにもう触れられぬ場所にいてまだ探ってしまう
3
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葛山葛粉
苦しいとおもうことがなくならないと知っていく毎日にあるまだ
2
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はな
太陽に恋をしたからその花は美しく咲くひまわりになる
4
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ふきのとう
数日を共に過ごせし娘から「ありがとう」のメール届きて
7
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只野ハル
七時間線香を替えお茶を替え先祖供養の雨の一日
5
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みやこうまし
日盛りの御所より見れば大文字空澄む下に大きく見えぬ
8
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浅草大将
仕事などあら川こえてきた戸田のどこに私は身をおけら花
7
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もなca
もう一度生まれ変わっても此処がいい うたがあるから君がいるから
10
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紫苑
きれぎれの玉音分かず目あぐれば疎開の海はあをしとぞ聞く
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横雲
たのめしに色なき風の身にしみて忍ぶる色のうらめしき秋
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