三沢左右のお気に入りの歌一覧
螢子
満開とならば雨降る風が吹く桜のさだめ今も昔も
17
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螢子
地に向かい花つぎつぎと咲かせては空にこがるる枝垂桜よ
17
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螢子
満々と流れは速き高瀬川水面を遊ぶさくら花びら
10
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螢子
どくどくと生命の鼓動聞こえくる古木のさくら抱く昼下がり
19
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螢子
桜咲く高瀬川べりそぞろゆく人それぞれに想ひを秘めて
9
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聴雨
惜別の空に舞ひゆくひとひらの花とみまがふ東雲の月
19
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カンラン
土曜日はいつも誰かが待っていて正しく空が晴れてるはずだ
5
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粕春大君
ほのぼのと明くる外山の峰桜おくれし春の霞とぞみる
22
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河のほとり
この頃は人もはかなし桜花思ひはかけじ咲きて散るとよ
12
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はな
いくつもの春を知ってるさみしさが今だけだってことも知ってる
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紫苑
寄すれどもことさら触れぬ唇に我が隠沼の開かれゆきぬ
12
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白亜
菜のはなと君のくちびるふれるとき ぷちん、と滴のはじける音す
12
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まるたまる
仙人掌は優しく部屋に上がりこみ小さな棘を磨き続ける
14
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もなca
久々の君のメールに添えられし君棲む街の桜も見事
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悠々
はるあらし去って四月の空青くきみ新しきパンプスを履く
26
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白亜
発つひとに種をわたすよ、こっそりと歌をうたって咲かせてあげて
18
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浅草大将
春のしらべ雄琴の松にひく風の更に花添ふる琵琶の浪おと
16
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河のほとり
桜花こころに寄せてかなしきは人に知られぬ深山辺の色
19
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リンダ
日曜は気持ちリセットするための掃除洗濯買い物で終える
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リンダ
ささやかな抵抗として指先を染めて女の深夜の儀式
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