垂々のお気に入りの歌一覧
トーヤ
日曜の夜に独りでいないことカーステレオで聞いてる夜ぷち
6
もっと見る
さる
「逃げる」てふ如月も過ぐ風のごと片想ひする君も去りゆく
8
もっと見る
さとうはな
セーターに抱きとめられる夜ありて紺が至福の色となりゆく
9
もっと見る
まるたまる
蒼い部屋は水槽みたい教科書の海藻を避けてカーテンを開ける
18
もっと見る
詠み人知らず
もういっそ、拘るよりもあきらめろ「開き」「直る」は前向きなりて
8
もっと見る
山田美弥
欠けている身体で自由に空を飛べ 神の魔法をたずさえて飛べ
7
もっと見る
浅草大将
冬こもり春をひとへにまつの戸を叩く今宵の雨のおとづれ
22
もっと見る
舞
我もまた旅人ならん雲一つ流れる彼方心惹かれて
37
もっと見る
在原紀之
君の横歩く男が誰であれ幸せならばそれでよいのです
8
もっと見る
ふきのとう
鎌倉に集いし友は惜しみつつ再会誓い日常に戻りる
11
もっと見る
逢
さくら咲くころにわたしは泣かされている Friendのおわりはend
35
もっと見る
くま太郎
嗚呼ヤバイ多分これ恋に落ちたわ携帯とにらめっこして気付く
8
もっと見る
只野ハル
認知とは家族が認め知ることと思えども抑えられぬ心
10
もっと見る
詠み人知らず
幼な兒の柔らかき手に觸れゐれば徐々に消えゆく心の澱が
15
もっと見る
つやはき
燐寸の灯なり 慰め 暇つぶし 消えてこそ なおこころ冷ゆらめ
8
もっと見る
芳立
色も香も声もめぐれり春の日は忘れしひとを忘れさせざる
31
もっと見る
まるたまる
触れられたところを一人思い出す最初はくちびる もう熱い息
18
もっと見る
安奈
卒業を控えた彼女と卒業を知らぬ私は友達である
9
もっと見る
加祢
千をかけてみつの音たたく拍手を嬉しくも聞く宵居なるかな
17
もっと見る
光源氏
愛憎と時の狭間の乳飲み子は歪む母性を拒めずに泣く
8
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[390]