やねうらねこのお気に入りの歌一覧
まるたまる
幸せな記憶ばかりが蘇る君の背中に告げるサヨナラ
21
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薫智
何時の間に失ったのか澄んだ目を映す光が色褪せてゆく
16
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羽
星たちが島のようです仄暗い銀河をおよぐプラネタリウム
21
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紫苑
雨だれの沈む真闇に我がうへを過ぎにしひとの群れ思ひけり
13
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薫智
静寂に身を任せつつ目をつぶり馳せる想いを数珠に込めてる
16
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薫智
風邪引いた同僚に林檎すりおろすなんか自分も母を真似てる
14
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卯月
美しい夢を見ている留守宅の午後に微睡む市松人形
8
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林ユキ
空ばかり見てゐるかしら 病室にひつじの雲をつかまへてゆく
10
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薫智
心って無防備だよね困ってるドキドキしてる揺さぶられてる
12
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紫苑
秋雨のひと夜を洗ひし街のうへ六時の鐘は蒼空を渡れる
21
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紫苑
改修予定記せし板に丸文字の落書きひとつ「頑張って(星)」
17
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林ユキ
夕暮れの夕化粧花あかあかと消えない夏の残照の色
15
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キタハラ
少女ではいられないのだ水道の水でつくったカルピスを飲む
20
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まるたまる
さりげない告白のように聞き取れて浮き足立って歩く黄昏
28
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薫智
清らかな心と示す花言葉どれだけ濾過をして生きようか
12
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まるたまる
蔑みや差別や怒り哀しみをものともしない君がフェロモン
17
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紫苑
吾のさきに立ちたる影のゆくところすだく虫の音ひととき絶えぬ
19
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林ユキ
風紋のむらさきの影踏みしめて裸足で歩く夜明けの砂丘
24
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薫智
孤独って名の毒薬を口にして緩やかなれど死に至りゆく
8
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薫智
夏がまだ残業処理を終えないが胃袋だけは食欲の秋
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