揚巻のお気に入りの歌一覧
邪玲音
三つ編みのそのひと束にむすばれし君が心をいかにほどかむ
14
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とつか祐貴
新しくできた言葉を聞くような違和感覚えた君からの「好き」
8
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とつか祐貴
振り向けば笑顔でいないといけないし携帯電話の電源を切る
10
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とつか祐貴
今日も晴れ 煙となりて逝くための空の戸開く出棺の朝
6
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とつか祐貴
褪せたって変わらないものもあるんでしょそれでもその手放してあげな
23
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紫苑
春雷の静もりゆけば横ざまに転がるヒールをそつと起こせり
13
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悠々
戀の字は絲し絲しと云ふ心二本の絲が撚り合はされて
21
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浅草大将
行く末に光ばかりを見むとして君がこころの闇を知らざり
69
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8月24日生まれ
非実在僕を保護する条例はいつになったら作られますか?
2
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卯月
王様は裸だよって叫ばずに空気を読んでいる子供達
12
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卯月
パラボラは声なき声を受信する星が静かに死んでゆくとき
15
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卯月
二十枚の布団の下のえんどうが気になるのかな寝てくれぬ子は
5
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薫智
出席をするではなくて参加する参るの思いで喜んで行く
9
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芳立
舵絶えばながるるままの恋の舟なみたのみてぞ岸をたづねむ
6
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たんぽぽすずめ。
どうせなら崩れるぐらい煮込まれて別れたいよな大根だって
19
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うにうに
黒鍵の鳴らない夜更け好きなだけ猫に背中を踏ませている君
11
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うにうに
引き絞る弦張り詰めて標的と我の境の色を失う
3
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神谷あを
色の無い午後を見送る来るはずのないメールを待ち続けた日曜
3
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氷魚
朝焼けに染まるパキラの葉脈は妖精の通路 おやすみまたね
9
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氷魚
旨ければ何でもいいと言うひとの七味の赤は痛いくらいで
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