水中あやめのお気に入りの歌一覧
河のほとり
白雪は梢の清き光にて早咲き初めし花かとぞ見る
18
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呉竹の憂き節
春霞衣かけたる日も月もをりはへ守る影とのみ見む
9
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呉竹の憂き節
千早振る神にまかせむ大空もかけて絶えせぬ鳥の心は
13
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へし切
大晦日 紅白一緒に見ようよと 誘う息子の気遣いうれし
33
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へし切
この三年 三十一文字に魅せられて 余る拍手に また 励まされ
32
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芳立
静かなるさかひを念ひこの年もさるの心に騒ぎ果てゆく
9
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芳立
春遠き尽きせぬ闇にあかりして甲斐なき身にも願ひたまへり
10
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芳立
松が枝につもれる雪もなよ竹のふしながら見る明けの白梅
12
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へし切
過ぎし日の風にささやく秋桜の花ゆれやまず老いの淋しさ
26
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へし切
奥山の峰のこずゑも色づいて山辺さやかに照らす月影
24
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へし切
山里のははそのもみぢ薄けれど吹く風寒し秋はふけゆく
25
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へし切
秋はなほ月の桂も黄葉する山のこのはに照りまさるらむ
25
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ながさき
煌々と 竹林照らす 黄金の 君に出あへり 群青の宇宙
24
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恣翁
径埋む松葉の挿頭に 松茸の香の仄立ちて 露結ぶらし
21
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恣翁
高殿に懸かれる けふの月にやは 隣家の長笛 音を添はすべき
16
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絮谷新
紅に燃ゆる山裾流れゆく凪の川面に白鷲一羽
26
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林林
もう一歩進めなかった理由辿り逃げ癖の根を今断ち切らん
23
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たけくらべ
わすられぬ此の身を照らす秋宵の月こそ恋を思ひ出づらむ
20
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たけくらべ
なみだゆゑ月さへにじむ独り居の秋の心のきみに逢ふべき
19
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たけくらべ
片恋の詮無きものと知りながら君の好みを身に付けにけり
22
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