水中あやめのお気に入りの歌一覧
萱斎院
そぞろさむをばな靡かす風のかた とふ人もなき夕暮れの鐘
7
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蔓葵
しらじらとうすくぞ霜のさむしろにむすぼほれゆく宿の月影
10
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ななかまど
嶺風がふいに生まれて唐松の金の針ふる秋陽の中
13
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横井 信
夕焼けに染まったままの熟柿をひととき照らす十三月夜
16
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名鈴
海越えて 大和に根付く 百代草 いと時めきて 御紋となりぬ
9
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名鈴
雲の上の 宴の様を 伝へ聞き 御酒有らなくに 酔ひたる心地
12
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名鈴
絵巻見て 恋知る少女 長じては 酒の文字読み 酔ひ戯るるなり
12
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名鈴
はし鷹の 尾羽の鈴の音 聞こえなば 禁野の外の 吾思ひ出でよ
10
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へし切
ぬばたまの夜もふけゆきて氷雨ふる雲井はるかは雪にやあらむ
20
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河のほとり
夕されば風も涼しき峰々をめぐりて雲の行くがしづけさ
12
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河のほとり
秋はただ夕べしばらく見し空のやがて忘れぬ色ぞかなしき
17
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粕春大君
山深み散らぬさきにとたづねけり久良岐の里の花の坂道
21
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光源氏
花染めのゆかしき色に抱かれてすずろに乱る恋の明け暮れ
10
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光源氏
鐘寒き納骨堂に手を合はす涙のごとき雨に濡れつつ
19
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へし切
見晴るかす富士の高嶺に白雪の澄みわたる空にかかる雲なき
16
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蔓葵
ささ舟のうきよを渡るかひなくて月のまにまにたゆたふや君
15
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河のほとり
言はばやなつもる思ひのあまりては宿をうづむるけふのみ雪と
18
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河のほとり
白露となりしを人は忘れても野にはとむらふ花鳥のあり
19
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河のほとり
葦鴨の霜置く羽も池水もやがて氷らむ月を映して
18
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河のほとり
もみぢ葉の明日はいかにと思ふにもいたくな吹きそ夜はの山風
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