源朝臣友信のお気に入りの歌一覧
氷魚
「絶対」の強制力の無さを知り救われる言葉 希望の「たられば」
12
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氷魚
「幸せに」などと言えぬ左心房送り出す言葉 「不幸にはなるな」
9
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紫苑
緑萼は翡翠の髪挿し黒繻子のちひさき沓は木の間に隠る
8
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紫苑
変容に毒されおのれ喪ひて画家はひたすらほとけ描きぬ
6
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卯月
北国で生まれた君とともに待つ桃と桜が揃い咲く春
6
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山桃
春近し水の温むや白鷺の鯉を慕ひて覗く池の辺
9
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さる
身も冷へこころも寒き春寒の春を待ちぬる老ひわれひとり
12
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薫智
誰にでも一歩踏み出す時がある歩幅違えど地を踏みしめる
8
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山桃
如月と思へばうれし冷たさも春待つ心は門口に立つ
8
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悠々
老人の骨ばった手がそらへ伸びぬくもり掴む冬枯れの枝
27
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薫智
残酷ね愛することが罪なんて話を聞いて衝撃うけた
7
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浅草大将
入相の鐘もこころにすみだ川世のしがらみも今はかけざれ
5
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浅草大将
春立てる霞がうらぞ見まく欲しまだしら波の返すがへすも
5
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山桃
天を戀ひ樹冠を拔けし山櫻見る人もなき虚空で咲けり
16
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山桃
青鷺に鯉をとられて油断なき春は来にけり花よりもなほ
5
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山桃
滲む陽の白きをめぐる風吹けば細しに零るる萠しの雪は
9
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メガネ
冬枯れの櫻の枝にやはらかく月あかり射し白き花咲く
28
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薫智
傷ついたことがあるから誰にでも痛みを思い優しくなれる
8
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薫智
生きてると傷つくことが多いけどそれは自分を磨いてるんだ
30
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粕春大君
暁にむすぼほれたる池にこそ吹け蒼天より来たる東風
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