芳立のお気に入りの歌一覧
紫苑
やはらかきねぎらひを読むとほつひと待つほどにさす明けのくれなゐ
19
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紫草
悲しみの味というもの知らねどもただごつごつと歯の鳴るを聞く
23
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詠み人知らず
神ながら祈らせたまふ御心のままに安かれ四方の波風
5
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詠み人知らず
立ち寄りて袖を絞らむ軒もなし佐野のわたりの五月雨の空
4
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詠み人知らず
空閉づる雲田の村の五月雨に絶ゆるひまなき軒の糸水
8
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紫苑
消えかかる熱をはふりぬ指さきにくるくるまはすのうぜんかづら
12
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詠み人知らず
五月雨のふるき軒端に風過ぎて闇さへしるく香る橘
5
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河のほとり
ほととぎす今日も鳴かむと思ひしを夜はに雨ふる宿のしづけさ
22
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詠み人知らず
いづくより花橘の匂ふらむ昔は遠き夢の枕に
7
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紫苑
おとろふる技をつたへしひと逝きてほめたことなき焼きそばを思ふ
12
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詠み人知らず
付き合った男をみんな剥製にして保存するわたしって変?
3
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詠み人知らず
酒飲んで病状悪化苦しいが叱られるから医者に行かない
4
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紫苑
窓の辺をうつ雨しるしはるかなる田の面におもふみづのかさなり
12
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詠み人知らず
楽しみは花婿だけが花嫁の過去を知らない式に出たとき
6
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浅草大将
夢にあふ人をとも寝の草まくら旅のむかしはつゆに忘れじ
10
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浅草大将
風よなにか雲をちぎりの儚きをさもなか空のあかぬ別れに
7
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詠み人知らず
五月雨の降りそめしより幾度か色変へつらむ野路の紫陽花
11
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紫苑
はつなつの風ふかくしてゆりのきの花咲く末のほのあかりする
19
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詠み人知らず
吉野川早瀬を下す筏師は夏をよそにや世を渡るらむ
3
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詠み人知らず
鵜飼船競ひ行くらし後の世の闇を照らさぬ篝火の数
4
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