藍鼠のお気に入りの歌一覧
悠々
ひとのよはなんぞ儚き春のゆめ明日は散りゆく桜見るゆえ
21
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憧憬の緑
懐かしき木目の椅子に腰落とし恋に落ちしあの日に浸る
10
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でくのぼう
雨音のリズムだけ聽く別れの日離れがたきカフェの夕刻
13
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詠み人知らず
重なりて朽つるを待つか山茶花の日に日に土の色となりゆく
68
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まるたまる
今日の日がどれほど幸せだったかをいつでもずっと後で知るんだ
43
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まるたまる
こっそりと桜の下に埋めて来た「好き」をあなたに見つけて欲しい
19
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キタハラ
イヤホンを分けあって聴くラブソング頬は夕焼け色に染まって
16
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falcon
亡き母の手をとり父が踊りしをおもへばかなしけふの碧空
34
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悠々
シューマンの(予言の鳥)の啼き焉まぬしととしととと雨ふりやまぬ
12
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悠々
戀の字は絲し絲しと云ふ心二本の絲が撚り合はされて
21
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キタハラ
正しさはわたしが決める さよならと綴って渡さなかった手紙
20
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垂々
「そんな恋してていいの?」と云うような東京の空の木漏れの太陽
13
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まるたまる
こころなどどこかにおいてきちゃいなよそんなのなくても夕陽はきれい
16
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シュンイチ
花かごにあるだけ愛を詰め込んでさよなら僕の好きだったひと
26
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詠み人知らず
降り積もる降り積もる降り積もる雪のした一億年の眠りを眠る
6
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れん
午前5時ミルク飲み干し月仰ぐ愛しいひとよ健やかですか
13
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山桃
幸せな夢見て起きて少し泣く浅き心とあらぬ世のこと
17
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詠み人知らず
この星でいちばん最後の花が咲くいちばん最後の蝶が来るまで
10
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詠み人知らず
生まれておいで ありったけの肯定をシャワーのように浴びせてあげる
35
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螢子
桜花散りて残れる雄蕊など薄紅色の合歓の如きや
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