杏子のお気に入りの歌一覧
れい
携帯に人それぞれの思い打つ十九時発の電車の中で
6
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れい
いくつもの偶然重ね君といる家族としての時間を生きて
6
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悠々
梅も見づうぐひすも聽かぬこの春は春のあらしに初音する鷄(とり)
11
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詠み人知らず
カレンダー先月のまま早や二日私の心も弥生に置き去り
4
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悠々
狂いゆく妻のこころの正しさは正しきゆえに傷めし心
14
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螢子
五分咲きのさくらに送られ帰りゆく明日は通らぬこの道なれど
13
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紫苑
君なれば銀鱗もまたいとほしきこころの隙に四月の魚
11
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庭鳥
鼠避け装置のことを話そうか他の男の話題出すより
5
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螢子
白玉粉レンジでチンと大福に最後のお茶会「和のスィーツ」で
7
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螢子
白銀も黄金も玉もなんとせむ子てふ宝や母として生く
15
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悠々
いつもいつも初めてみたいな気持ちして春がくるたび初恋してる
22
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ころすけ
眠る前、三十一文字が浮かんでもふわふわ溶ける布団の世界
10
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紫苑
教はりしままに手入れをせし薔薇のつぼみ結ぶを見るぞうれしき
8
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山本克夫
待っていますひらきかけた花のもとに春の和音の一部となって
5
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笑能子
人に手は伸ばせど縋らず端座する歩くも自分留まるも吾
2
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ムラサキセロリ
ぼくジョンイルもきみジョンイルもその胸のムカットミサイルをしまいませんか?
47
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詠み人知らず
真緑になる前の君 柔らかな萌黄の感度で謳歌せよ春
9
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悠々
彼岸にはおふくろ様が立っていておいでと来るなの手をふっている
22
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笑能子
あっさりと自分の役を演じおく何時退き際と心に決めつ
4
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羽
シーソーは傾いている片恋の重さはかなさすべらせながら
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