ふきのとうのお気に入りの歌一覧
月虹
虹を編む如く紡いだ言の葉をあなたに贈る歌詠みとして
33
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灰色猫
氏神へ 破魔矢と御札 返納し 病の父への お守り求める
25
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ながさき
心根を 宇宙に置いて 眺むれば 人間界は なんと小さき
24
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紫苑
あらたまの年のわたりは夕映えの海ふところに心なぐさむ
20
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恣翁
斑雪を踏む音の乾き 稀薄なる夜の空気を切り裂き響く
24
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小林道憲
奥山に鳥とぶ姿立ち消えて 訪う人なく雪の降り積む
15
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光源氏
淡雪と消えにし君をしのぶれば積もることなき酔ひのまどろみ
19
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へし切
この後は欠くる定めと知りもせで日毎に満つる上弦の月
25
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詠み人知らず
亡き母の好きな伊達巻重箱の隅に残れり食む人もなく
23
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へし切
年の瀬に妹が臥やせる奥つ城を清めて迎ふ新玉の年
23
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へし切
初春に夢の蕾を育くめばやがて花咲くときや来たらむ
22
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詠み人知らず
枝伸ばし宇宙に届く夢をみる大樹に強き光りが届く
16
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光源氏
色も香もとめて言祝ぐ梅が枝のけふ九重にひかりそふらむ
17
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光源氏
つれづれと雪降りしきる古里の明かしかねつる窓の灯し火
14
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桜園
友からの賀状をよめばなつかしき思いがぐっと胸にふくらむ
19
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美津村
右肩を少し上げて歩きくる姿は君よ少女の日のまま
17
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浅草大将
風に舞ふ雪ひとひらに人や見む世もあらたまの春のはつ花
22
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恣翁
北野さんの牛の石像 撫でたれば 些と温もるや 冷たき肌
20
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光源氏
さだめなき此の世の夢を見はつれば花のたもとの父母に逢ひたる
16
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falcon
改憲を見ずに逝かむと語りたる恩師の訃報つたふる賀状
12
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