ふきのとうのお気に入りの歌一覧
河のほとり
しづかなる杜のけしきの神さびてとほき昔ぞ思ひやらるる
13
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ながさき
鳥の声 絶えて久しき 山里に ただしんしんと 氷雨のみ降る
26
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半格斎
雪闇に流れ消えゆく篠笛の音色哀しや琴線に沁む
11
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半格斎
ひとひらの雲流れゆくみちのくの山の端くつきり冬晴れの午后
9
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秋日好
籐かごにプリムラ詰めて坂下る一足先の春の配達
18
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詠み人知らず
人生はほんのはずみで決まるもの好きで選んだわけではなくて
19
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悠々
暮れに逝きし、 友を対座に 屠蘇 酌めば、「おまへは長生きしろよ」とわらふ
22
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美津村
ジグザグにバイクを揺らし戯れて配達帰りの野の道をゆく
10
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恣翁
端然と坐る 寡婦の凄艶な姿に 傍に寄るさへ躊躇ふ
20
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へし切
まごころを尽くして事に当たるとは人に寄り添ひ人想ふこと
21
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紫苑
まなかひに拡ごりゆけるみづうみの裡にさがさむ我のたまゆら
15
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富鴨
もう二度と逢へぬ人とは思へども君の笑顏はなほ懷かしく
16
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桜園
新しいシャンプーにかえよう絡まりし心もすっきり解せるように
21
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村上 喬
この旅の遙かな道のり思うとき僕らはゆったり道草をする
35
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みなま
この家を整えて待ついつの日かあなたは戻るそんな気がする
14
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へし切
病む妻の介護に暮れる友おもふ かける言葉の無きぞ悲しき
19
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詠み人知らず
いつかまた君の元気な声を聞くそんな夢だけ見続けている
15
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恣翁
葉を落とし 箒の如く 枝を張る欅を透かす 午後の冬の陽
22
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ほの香
母が逝く 静かな呼吸安らけく 神になる日のその手を握る
27
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恣翁
鼻水を啜り上げつつ 熱々の汁粉食む子ら 笑みて見遣れり
16
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