ふきのとうのお気に入りの歌一覧
浅草大将
荒れはてて後の千歳も梅のはな守るふるきを誰そ毀つべき
16
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へし切
亡き父に 面も声音も癖さへも似てくる吾を見 老ひし母笑む
24
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紹益
自分にも 幼き日々が ありしかと 紐で結んだ 小さなミトン
24
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河のほとり
さもなくは春とも知らぬ山里の垣根に梅の花咲きにけり
17
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へし切
春を待つ夕暮れ淋し冬の空こころもしのに沈みゆくかな
20
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河のほとり
未だしきに花なき峰の木々の間に入日ほのめく春の夕暮れ
12
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都詩
新春の光を受けてやわらかにフリル広げるシクラメンの花
15
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都詩
リュウマチに曲がりて冷ゆる母の指わが両の手にそつと包みぬ
12
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へし切
囚われし吾子の命を乞ふ母の思ひよ届け世界の空へ
22
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へし切
せわないと優しくつつむ母のいて小鷹はやがて空へ羽ばたく
18
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桜園
パジャマ着てカラオケ歌う夫婦から笑いをもらい心ほっこり
15
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やひろ
雨行きて 濡れた匂ひが気づかせる あじさゐ色と 同じ夕方
28
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村上 喬
交差する一瞬だけが輝いて僕らはそれぞれ歩き始める
29
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ながさき
風が吹く 筑波おろしの 風が吹く 草木の目覚め 促すように
17
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浅草大将
世の中をうしと思へばとれやどる恋もほまれも槍のまにまに
12
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紹益
学び舎の 統廃合を 進めると 母校なくした 寂しさ知らず
19
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へし切
妹しのぶ侘びしき庵の恋しぐれ こころの空にかかる雲かな
22
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夢士
鍋のゆげ眼鏡の曇りものとせず上目づかいに大根を食む
15
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ながさき
黄昏の 夕焼け色は 幼き日 ビー玉に見た 懐かしの色
23
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夢士
三椏の枝先かざすどんど焼きマンション村の子ら集めをり
18
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