ベイジーのお気に入りの歌一覧
浅草大将
冬の空に夜が白く降る一瞬を見た者は二度と雪を待たない
9
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紫苑
宮城野に雪のたよりを聞くあした筏かづらの色深みをり
17
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たんぽぽすずめ。
五メートルほどの垣根を群青の朝顔満ちて冴える冬空
13
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紫苑
不意打ちの雨音の鋭しうばたまの闇に潤ぶる隙穿ちつつ
20
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七色コイン
敬虔で清らな心触れたくて おまえしかない おまえが欲しい
5
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浅草大将
膝の上に何時しかねむる老猫よ我のすゑなどゆめに思ふな
26
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紫苑
知らぬほどよかれと駒鳥の告げをれば君が現実をとほく聞かまし
11
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紫苑
十六夜のはつか欠けたる疵ぐちに口風琴の掠れては滲む
14
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たんぽぽすずめ。
一通の風を信じて消え失せど恋を癒せし鰯雲かな
13
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浅草大将
あづさ弓いるさの山にまたや見む狩り残したる冬の紅葉を
15
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たんぽぽすずめ。
七色の恋した秋が滲むれば白く濁らる風車かな
9
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七色コイン
僕のこと忘れていたらへこんじゃうニ十年間想ってるのに
10
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浅草大将
から衣たつたの山のもみぢ風門にきぬたの夜を打ちやまず
11
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光源氏
何と無くもとに付けたる結び目に心にかかる月をもとむる
11
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光源氏
サクラとは分かれた気力が集まりてただおぼろげに見ゆるものなり
7
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七色コイン
懐いたら捨てちまうのが悪魔なら、俺は悪魔じゃないってことか
9
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トーヤ
下手くそなまんのう遣いで見つけ出す秋の味覚と土の匂いを
5
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紫苑
罪負うて限りをゆかな手を零れなほも満ち来る紺青の海
9
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浅草大将
うつせみの人をあはれとみほとけは心の華とそを抱きつつ
11
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光源氏
寒き夜の無言の雲のうごめきに浮かぶ思ひは儚く消ゆる
7
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