紫苑のお気に入りの歌一覧
浅草大将
久かたの天つ御国を人問はば酒は旨いし姐ちゃんは綺麗だ
10
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falcon
自らが選びし政府に異を唱へ議事堂前に人押し寄せる
14
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falcon
若者はわかつてゐるぞ戰爭とは爺が始め死ぬは吾だと
12
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只野ハル
蛍もカワセミも八年前に逝きし犬の散歩で見たのだった
13
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リンダ
我が家族ようやく覚えた野良なりし遠きを眺めかすれ声で鳴く
11
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リンダ
帰宅した吾子にじゃれつく夜の九時、猫じゃらし片手に共に居眠る
11
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リンダ
不機嫌な理由を誰にも悟られず大人の仮面はずす玄関の前
7
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もなca
逆風をこらえきれずに青い実のこぼれ落ちゆく無念をおもう
22
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村上 喬
剪定を終えた枝から立ち上る緑にむせて見上げる快晴
20
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もなca
自らのちからで移動できることおぼえた君の冒険の日々
24
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舞
駆け出した子にさしかける傘を持ち追いかけてゆく母は濡れつつ
21
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只野ハル
ヘルパーと二人で身体支えても脚動かさぬ母の頬打つ
23
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中森 つん
おかえりを放つ人など居るはずがないとわかって投げる「ただいま」
30
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只野ハル
懐かしい名前の投げた「ただいま」を受けて嬉しく「おかえり」返す
17
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みなま
キミもまた白衣を着るのか舞台の上 姿かたちの父に似る娘よ
13
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falcon
五月雨の晴るる時なきこころには荒れにし庭の百合さへかなし
11
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村上 喬
過剰とか過不足だとかを蹴飛ばして月をめがけて空き缶を蹴る
21
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只野ハル
リヒテル今年生誕百年は好んでヤマハを弾いたと知る
13
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falcon
夕かげのよひらの色のうつろひはなさけもうすきあぢさゐの花
11
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舞
誰がために紅つけ初める恋うるべき名もまだ知らぬその唇に
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