山桃のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
植物に命思えば草苅は我の棺を作る苦しさ
8
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天野めぐみ
ひとりゆく枯れ銀杏の寂しさや踏み踏みて鳴る秋の鈴音は
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ゆうくん
雁渡し 寒い季節の 彩りが 枯れ山水の 雲を翔けゆく
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みやこうまし
角前の花に水遣り振り向けば宵の三日月路地を覗けり
11
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まるたまる
夕暮れの深い緑の池覗く護田鳥の白き飾り羽立つ
11
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たんぽぽすずめ。
七色の恋した日々が色の無き風に乱るる風車かな
11
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ほたる
あの人とわたしのどっちを取るのかと聞くあさはかな女になりたい
10
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ほたる
珈琲の新しき袋開く時われを捕らえる香りのごと秋
22
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浅草大将
夕されば薫るかつらの川風にさそはれ出づる月ぞ恋ほしも
22
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たんぽぽすずめ。
自転車に君を乗せてた想い出の封を切るよに薫る木犀
22
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芳立
きのふこそ風を乞ひしかつゆじものおく山夜ごと秋のふけゆく
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紫草
にべもなく拒みしあとの秋時雨 掌中の愛知る由もなく
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光源氏
いづことか尋ねて折らん荻の花千千にみだるる風のいたづら
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猿ノ丞狂介
追いはぎの胸をば血にて濡らせども盗られし君だに惜しとこそ思へ
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大獏
壊れていくものの直し方を教えてよ 手から手からも雨はこぼれて
10
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浅草大将
逢ふことをなみの枕の夜あかしのうらみに帰る小舟哀しも
10
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河のほとり
夕されば浦の苫屋にかよひつつ波にしまがふすすき野の音
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河のほとり
おもかげにかなしき秋のくれなゐよいづこの里も曼珠沙華咲く
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海生ろらび
物欲も人の期待も難問もこたへてみせよ 黒鉛の剣
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浅草大将
藤ばかま誰がきぬ衣に脱ぎ捨てて置くや名残の玉のしら露
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