御崎 耕のお気に入りの歌一覧
光源氏
歸るべき日を數ふれば程もなし旅寢に見やる古里の夢
12
もっと見る
三沢左右
あかき火と夢かの月に照らさるる能舞台こそ風しづかなれ
25
もっと見る
三沢左右
明星を射るがごとくに弓めきて夏の終りを告ぐる三日月
34
もっと見る
三沢左右
夏とてか常葉の青に似るは無き 澄める空行く十代の魂
30
もっと見る
三沢左右
つらいこと言わない君は僕よりも少しだけ意地悪いみたいだ
29
もっと見る
三沢左右
花の名を知らない僕の掌の中の花をあなたの名前で呼ぼう
109
もっと見る
シュンイチ
明日にはきっと忘れてしまうことだからことばにしてみたいんだ
27
もっと見る
シュンイチ
ひそやかなIFを残して去っていく君の行方をぼくは追えない
30
もっと見る
シュンイチ
Distanceはさらりと「距離」に訳されて別れの意味を語りはしない
28
もっと見る
薫智
弾け舞うギターロックが脳内に解析不能な心よ踊れ
13
もっと見る
たんぽぽすずめ。
傷つけず奪う大人の世界でも笑える人が強いんですよ
19
もっと見る
芳立
あかねさす日の入る海にむらさきの君ふる袖をひとりまつ風
29
もっと見る
芳立
隠れつつなにをかなしみ時雨るらむかさねの雲に透ける弓月
17
もっと見る
芳立
花も実も昨夜の氷雨もふりはらひただ冴えわたる空のいたさよ
15
もっと見る
芳立
もみぢ葉の燃えざらませば木枯らしのよるをまつしも憂からざらまし
13
もっと見る
芳立
あたらしい君の髪型すてきだと告げられなくてけふが三日目
15
もっと見る
浅草大将
風に散る名もしら雪の一枚にふるべき道のなきぞ哀しも
20
もっと見る
芳立
罫線のうちに忍ぶるため息やしづくと散れる君の読点
16
もっと見る
加祢
ふり積もる雪を解かして咲く花は如何なる色の味に溶くらむ
21
もっと見る
七歌
世界のしあわせ願えぬ私へのあてつけみたく降り続く雪
13
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[75]