御崎 耕のお気に入りの歌一覧
さとうはな
自転車の後ろ乗せてね風切れば悲しいうたも空に飛んでいく
23
もっと見る
詠み人知らず
奥山のまだふみ初めぬわくらばに降る雪の音をいかできくべき
41
もっと見る
山本克夫
弁明を聞かずに森を吹き抜けるわたしは風のふりをしている
13
もっと見る
粕春大君
梅が枝に春は来つれど影うつす鏡はなどて曇りをるらむ
20
もっと見る
たんぽぽすずめ。
太陽の熱を吸い込む黒猫のようにあなたを抱けば良かった
16
もっと見る
さとうはな
君の絵の宇宙の温度が知りたくて静かに触れてみた白い画布
20
もっと見る
トーヤ
真っ暗になれない空を見上げたら風も心もちょっとだけ春
26
もっと見る
ほたる
恋人の住む街の名は音楽のように聞こえる ちょっと切ない
28
もっと見る
詠み人知らず
冬芝の綿踏むごとき歩みかな雲ふみわたる人し偲はゆ
23
もっと見る
垂々
君のすべてが好きだって言いながらほしいかたちで開く手のひら
35
もっと見る
紫苑
春の野にすみれ摘まんと来しものを散り交ふ雪のさくらとも見ゆ
18
もっと見る
まるたまる
「付き合おう」って言わない人はサヨナラも言わないままに去っていくのか
18
もっと見る
浅草大将
雪晴れの夜半の軒端にひとしづく垂氷を落つる月の玉水
32
もっと見る
さとうはな
朝まだき木々に残れる雨粒のひとつぶごとに凍える宇宙
43
もっと見る
さとうはな
詩のような花びらのよなももいろをふとつかまえてぼうしに留める
12
もっと見る
猿ノ丞狂介
大空の眞弓の生きざま清ければ陰なき人ぞまずは生かなむ
8
もっと見る
薫智
「またね」って確証のない約束が僕らを繋ぐまた雪が降る
27
もっと見る
浅草大将
なな重八重恋を重ねでやま人の花にひとへの誠こそあれ
20
もっと見る
飯田彩乃
海へゆく準備はとうに出来ているあとはあなたがあきらめるだけ
13
もっと見る
紫苑
うつそみは仮の面をそのままにペイヴメントのただなかを行け
15
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[75]