恋花のお気に入りの歌一覧
浅草大将
拒むかに枯葉ひとひら落ちゆくを優しき者や尚も支ふる
11
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芳立
平熱にもどつた君がもう一度言つてくれるかいまの台詞を
10
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芳立
語りなばまことも嘘に染みぬべし君とうたさへ越えむ世もがな
17
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詠み人知らず
行く方をなどかは人の問はざらむ白露の奥まぼろしの峯
14
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詠み人知らず
朝まだき昨夜の夢のなごりかな影をうつして花の咲くらむ
17
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詠み人知らず
キーボード打ち込む音の大きさが今日のあなたの不機嫌度数
13
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詠み人知らず
「暑いね」と白い首筋みせながら纏めた髪に咲く銀の花
5
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詠み人知らず
焼きそばのかたいキャベツを飲み込んで泣きたくなった一人きりの夜
16
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笑能子
その世間狭き広きは君裁量言葉の中の何かを知れば
2
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恣翁
ああ、これは いつか見し景 故郷の 亡父と遊べる 緋の曼珠沙華
24
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三沢左右
暑き日の汗ひと玉をあかあかと血潮の色に染むる夕暮れ
23
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庭鳥
長袖と長靴ばかり目立つ日にサンダル履きの半袖が行く
5
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舞
太陽の匂える夜具に身体入れ手足を伸ばす 嗚呼我が家なり
12
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詠み人知らず
秋の五草やっとわがやにそろいけりききょうはぎくずすすきなでしこ
10
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薫智
永遠がどこまであるかわからないそれでも君と歩いていたい
15
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薫智
アミダくじするかのような帰り道どこに着くかは足の向くまま
17
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詠み人知らず
まだ残る猛暑の中に秋茜涼しげに飛ぶ秋の訪れ
12
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ゆびきゅ
翌朝が 月の背中を追いかける 悲しい夢を追いたてながら
15
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ゆびきゅ
犬小屋の鎖が横たわっている 遠きあの日の主を探して
32
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ゆびきゅ
夏の恋 くすぶり続けるその胸に 残暑お見舞い申し上げます
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