恋花のお気に入りの歌一覧
でくのぼう
みたされぬこころまよひて歩くみちひとり生くるも月は照りをり
28
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でくのぼう
言の葉を紡ぎてとどく賢治忌にひとりひとりの熱き語りは
16
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でくのぼう
そばにいる君が眩しく 秋になり暮らし始まる 庭に咲く花
17
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薫智
「ありがとう」感謝を忘れないように心をこめて「ありがとう」言う
9
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薫智
リンゴむく螺旋螺旋にかつらむき切れずむけたら今日は良い日で
9
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垂々
体温で補い合えていたうちに「さびしいよ」って言えばよかった。
44
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垂々
虫食いの葉っぱでつくった心から淋しい蝶が巣立てずにいる
23
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銀ねず
瞬間にひとりひとりの行く先を無きものになし雑踏と呼ぶ
7
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銀ねず
アスファルトの「止まれ」を照らし満月が今日はやたらと説教くさい
69
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三沢左右
雨の夜の浮かぶ思いは雨粒に叩かれ沈み海へと至る
30
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舞
初恋のついに渡せぬ恋文は熾き火となりてまだ胸にあり
8
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舞
花巻の賢治好みし サイダーとえび天そばを我も喰らわん
8
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詠み人知らず
恥ずかしいことの全てを大声でそして伏せ字にして伝えたい
2
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詠み人知らず
つり革を二つにぎってしまうほどこらえています 今ひとりです
20
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浅草大将
夕されば野に露しげき草まくら旅の我が身は置き所なし
12
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たんぽぽすずめ。
充分に愛を捧げて駄目ならばきっぱりと背を向くのが女
15
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たんぽぽすずめ。
授かった愛をいつかは返せるとたかをくくって泣くのが男
19
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たんぽぽすずめ。
水滴を凛々しく弾くくれないの薔薇は美し過ぎて悲しひ
22
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詠み人知らず
コスモスにいちもんじせせりとまりきて無心にみつすう姿いとしき
17
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半格斎
澁柿にようよう色がつきしかば秋やはらかな陽だまりのなか
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