でくのぼうのお気に入りの歌一覧
市川ありさ
あなたにはいつも素顔をみせていた嬉しいときも悲しいときも
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恣翁
一群れの鳩 中庭を飛び立ちて 其の仄暗さ 玉響増しぬ
18
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*なび*
ドリカムの金環食の歌を聴く 遠くにみえた2012年に
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紫苑
頤を上ぐる薔薇の貴なるに名を問へばマリア・カラスと言ひつ
10
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falcon
五月雨のなべてを染めてふるさとはみどりまさりて駒鳥のこゑ
17
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浅草大将
君いかにゐなの笹はらおく露のあまりに恋ほし涙こぼるる
15
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あき
足下にころがる青い梅の実を踏んであふれる罪の薫りよ
18
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みやこうまし
寂しければ人にあらねど大木に触れて安らぐ一人ごちして
18
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みやこうまし
夏立ちて風の乾ける音か葉かさくさくと鳴る木暮れを歩く
12
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市川ありさ
やみのなか細魚の群とすれ違う なんであの時やさしかったの
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みづ子
無理をして笑顔で飾れと言わないが涙が似合う女になるな
11
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みづ子
結ばれないための出逢いがあることを知ったがわかりたくはなかった
13
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市川ありさ
写真より実物のほうがいいねってほめる男は要注意です
7
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みやこうまし
寂しさも深みに入れば我に酔いただ寝ていたいと死に誘われる
11
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あき
笑ってた天使がちょっとしたことで怒って泣いて怪獣になる
18
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市川ありさ
本仮屋ユイカみたいな女なら君に愛してもらえたのかな
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志慧
好きだって言ってまたすぐ離れてく男よいっそ火星までゆけ
7
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紫苑
四捨五入すれば二十歳か侵し来る槐多はげしき八月の美術館
7
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紫苑
いづくにし君聞きつらむほの赤き光したたる月の夜語り
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まるたまる
デートとは言えぬ逢瀬を重ねては巻きつく蔓を外す宵闇
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