でくのぼうのお気に入りの歌一覧
紫草
あぁ今日もいろいろあれどひとまずはざんぶと浸かって洗い流そう
18
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じゆん
四畳半フォークを聴いているけれど六畳あるので肩身が狭い
27
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じゆん
こぼれた。みるみるうちに広がった 綿の古着は水を吸わない
11
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やすむ
誰か来た 俊敏に音姫を押す指に普段もこの決定力が欲しいと思う
3
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やすむ
初恋の彼が結婚するとかどうとか世にもつまらぬ日曜が往く
3
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大河千紋
「愛してる」「いいえ違うわ、嘘つきね」映画のように終わった僕ら
9
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浅草大将
時鳥やがて鳴かむとまつだひらさなくば末や何がとくかは
10
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紫苑
母ならぬわれの元にはソロモンの召喚状の届かざりけり
6
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紫苑
紗の衣を我に被ける君が目に映らぬものをゆめ告ぐるまじ
9
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笑能子
ばたばたと多忙な吾を繰り返し一巡してはまた気を取り直し
5
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恣翁
真っ新な手拭ひかぶり 割烹着 障子をはたく 若き日の母
24
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みやこうまし
早緑の御所の木陰を散歩する杖突く人の余りに多き
9
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みやこうまし
公園に捨てられし猫夫々に履歴持ちたり癖の哀しき
12
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紫苑
つくつくと浸みゆく水を飲むやうに蕾をふふむ鉢土の鳴る
14
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卯月
母さんに感謝せよとの圧力が五月の風に満ちる日曜
10
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芳立
朝の日のあふれて夢もはつ夏のしづくをすするくちびるの色
13
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芳立
隠り沼の下世話は餌に味つけてつぎつぎ釣れる婚活ビジネス
8
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あんて
何もない日々に苦しむ私でも笑いもすれば反抗もする
9
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まるたまる
清流に泥を流せば泥流かクールに生きていくのは難し
5
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白亜
路地裏のかすかなあかりは子らのもの 日に捕らへられぬやう駆けてゆけ
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