平 美盛のお気に入りの歌一覧
夢士
舞い戻る冷たき雨に桜花身を縮むるは我もおなじぞ
10
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もなca
かたむけた傘から空を見上げればさくらの色に染まる雨です
17
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へし切
背伸びして高みの景色見らばとて確たる基のなきはあやうし
21
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みやこうまし
良い夫婦仲よくしたる相棒も 何時かは消えてどちらか一人
11
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恣翁
側溝に 油膜の虹を浮かべたる 陰気な街を彷徨ひしかな
40
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詠み人知らず
明日から強く生きると決めたけどめげる弱さもあれば無敵ね
12
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大埜真巫子.
いつの日か 必ず終わるものならば それまで走ればいいだけじゃないか
25
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へし切
切ないと君がしくしく泣いたよな桜雨降る街を彷徨ふ
23
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みなま
坂の上今吹き抜ける春の風転がってゆくさくら花びら
17
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紹益
桜散り つつじふくらむ この季節 日差しやさしく 風も穏やか
17
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まぽりん
道せばみ傘傾ぎあふ花冷えの雨やはらかにかすむ面影
32
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紹益
岸壁に 打ちつける波 激しくて 春の嵐が 心惑わす
10
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朝がお
いつからか母の背中の小さきに車いすのみ大きく見えて
23
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へし切
哀しみの吾のこころを酌みもせず今を盛りと咲く花ざくら
45
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みやこうまし
満開の白木蓮にやっと会う わずかに散れる花びら二つ
13
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片井俊二
街灯で思わず伸びた我が影に足を速める前行く女性
5
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芳立
うす紅もささず乙女は春の夜のながめに秘むるつぼみなるかな
6
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詠み人知らず
川底の藻の揺らゆらを眺めれば 「緑」の定義あやふやになる
22
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ふきのとう
ようやくのほころび見せる蕾にも冷たき雨は無情にかかる
12
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ふきのとう
シクラメンのひとつ残りし紅色に水を注げば凛と立ちおり
23
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