えびフライのお気に入りの歌一覧
リンゴ
わがままに振り回されることもあるされども我が子 寝顔が愛しい
1
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のびのび
なみなみとカルピスをグラスに注いで三歳と五歳二度目の乾杯
2
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卯月
よだれかけ手で縫いながら十二月二十七日安らかに待つ
9
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粕春大君
北辰は冴え朔風は地を裂きて散りし紅葉は池中に凍る
16
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詠み人知らず
手に余る愛をたっぷり送るからゆっくりでいい君豊かなれ
2
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きりあ
まあくんの片手にあるのはクレヨンの青お空を塗り直すんだ
2
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シュンイチ
あどけない仕草でチョキを出す君のグーになりたいかくれんぼしよ
19
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粕春大君
あらたまの弓張月のいるごとに赤る竜田の山紅葉かな
18
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粕春大君
星月夜鎌倉山を吹き越えて木の下露に秋風ぞ吹く
19
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粕春大君
秋つ島稲架に囀るむらすずめこよひ黄金のねぐらなるべし
16
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粕春大君
深山なる木々の下葉は染まらねど秋風に散る櫨のもみぢ葉
17
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菖蒲月
高き夢掴み捕ること恐れずに打たれぬ杭と成れ 高く 高く
7
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まき
「赤ちゃん」と呼べば怒れる姪っ子は一歳二ヶ月ひとりの女
3
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粕春大君
宵待ちて天つみ空を仰げども月みぬ秋ぞわびしかりける
20
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粕春大君
鳴神の天つ御空に坐しませど雲居を踏めで鼓を収むらむ
15
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ひいらぎ
カブトムシ死んで命は返らぬとわかり始めた五歳の夏日
3
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粕春大君
寂寞の杉の木立の涼しきに砧うつなる寺つつきかな
20
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粕春大君
霧深き峰の経堂風吹けば顕れわたる里の茅屋
18
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詠み人知らず
夏下駄をしまいわすれてからころと子は寸借の音を響かせ
3
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きりあ
読んでいる絵本の隅のくまの子をいたわるように見つめている子
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