ありぎりすのお気に入りの歌一覧
紫草
人戀ふる想ひが見せし背のびして わが部屋のぞく百日紅かな
30
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恣翁
春風に吹かれ しつこく 電線に 絡み付きたる 破れ凧かな
18
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リンダ
返信の来ないアドレス削除して小さな恋のよくあるピリオド
28
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詠み人知らず
重なりて朽つるを待つか山茶花の日に日に土の色となりゆく
68
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詠み人知らず
君の目に映る私が気になって三分間だけ君になりたい
51
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紫苑
里やまに春の隣りの近ければ梢を透かすひかりやはらぐ
9
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リンダ
時として武器にもなると知るゆえに歌は心を伏せて伝える
12
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悠々
凍蝶のいつまでつづく死のをどりわれも唄はむいのちのかぎり
23
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あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
129
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紫苑
黒百合の香を纏ひつつ待つひとの逝きて響けり弔ひの鐘
14
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でくのぼう
秋深しものの哀れを身に纏ひ枯葉蹈みつつ現を生きをり
16
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悠々
アサマシキシットニクルイヨキトモヲウシナイシヨルヒトリ歌ヨム
17
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ケンイチ
空霞み淡い夕べに包まれて 明日の今の孤独を想う
8
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ケンイチ
結婚をしたいと願う秋の夜の流星群に期待をこめて
12
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リンダ
未練など知らぬ顔して生きてます。不意を狙って秋晴れが打つ
8
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紫苑
秋の日の蝶は朽ち葉に瑠璃のいろあらむかぎりのいのち輝かす
18
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でくのぼう
闇あれば 光り射しくる 故郷は 農家ぞ朽ち果て 跡も殘らず
12
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詠み人知らず
沈んでも構わなかったその船は悲しみばかり積んでいたから
25
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でくのぼう
抱きしめて 抱きしめて刻る その温み この悲しみは 骨の鳴る音
9
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でくのぼう
雪隱の窓よりのぞむ垣根ごし咲き亂れたる貴船菊かな
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