悠々のお気に入りの歌一覧
恣翁
砂浜に 白き雨脚 カーテンの揺るがに煽られ 遠ざかりゆく
24
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恣翁
人見知りすがに 新たな住人の様子を 部屋の窺へるかも
16
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恣翁
写経終へ 硯を池に洗ひせば 棲みたる魚の墨を呑ままし
23
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もなca
亡き父の好みし薔薇の咲き初めて写真の脇に添えるはつなつ
31
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もなca
水色の日傘贈られ心にも清しき風の吹いた母の日
28
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光源氏
思ひわびいくたび過ぎぬ都鳥あはれ時雨るる夜の明石に
19
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水海はるこ
さよならのかわりに光に透ける葉が風に揺れてる(決壊のあと)
6
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水海はるこ
目が眩むような光の氾濫の中でさよなら(決壊当日)
3
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只野ハル
ありふれた日常を詠む気も失せる39度の熱と寝汗
19
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へし切
現実と夢のはざまに僕たちは 迷い 大人の階段のぼる
26
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只野ハル
眠剤を変えてはみれど眠れずに脚がふらつく父を見守る
13
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只野ハル
喉が痛くて熱があるこれに効くのはバニラアイスしかありません
12
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只野ハル
6時間耐久レースの実況を見ている我の交代はなく
15
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葱りんと
柏餅 買わんと店に寄ったのに 「ドーナツにして」 歳時霧消す
14
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葱りんと
列島の其処此処にいる詠み人が 織る花景色 色香に遊ぶ
15
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葱りんと
ドローンに載せるは砂でもカメラでも 何でもいいなら夢でも載せれば
11
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葱りんと
春の雨 しとしと優しく土濡らし 滋養のように 緑よふるえ
13
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葱りんと
「目をつぶり カニミソ食べたら 魚だわ」 息子の呟き 新発見?
9
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詠み人知らず
帰りゆく春の霞の袖引きてしばしとどめよ逢坂の関
8
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あんとん
本日も ダウンロードに 同居した 電子の音と レアーグルーヴ
5
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