悠々のお気に入りの歌一覧
只野ハル
食べるのは豆腐とプリン粥少し体重三十八キロ弱
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只野ハル
親が同じ物食べられなくなり自分の食事は手を抜くばかり
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桜ねこ
催花雨の千鳥ヶ淵に光さし見上げ歩けば花びらの天
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桜ねこ
うす紅の風なかに猫たわむれる桜の園に舞う花びらと
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桜ねこ
君が呼ぶむねのたかなり抑えつつ気のないそぶりあまのじゃく猫
16
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桜ねこ
歌守のみさとに足を踏み入れて猫も美し夢を見るらん
15
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桜ねこ
へし切の太刀の切れ味のごとき歌ただ驚きて目を開く猫
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桜ねこ
野の花を好んで飾る母のもとちいさき花瓶を選りて買いゆく
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月虹
おはようを重ね僕らは星巡る宇宙船地球号に揺られて
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月虹
満たされてしまえこの身が燃えるまで半身の月が浮かぶ夜には
281
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月虹
アイドリングストップ機能を搭載し思考が止まる君の囁き
27
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月虹
ほろほろと揺れる木陰に身をひそむ地球で一番穏やかな場所
65
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月虹
空色のランニングシャツがお似合いな七十代の青年が行く
281
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もなca
雨上がり散り敷く薔薇の哀しさよ指濡らしつつ拾いあつめぬ
22
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もなca
見上げればひかりに映えて濃くあわく繁る緑のちからみなぎる
21
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もなca
たらちねの母の育てし甘藍の虫喰いさえも愛しかりけり
22
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もなca
花色は水色になり青になる 雨の季節をみちびくように
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もなca
ふたりして漂っていたい天の川 三日月の舟そっと浮かべて
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紫苑
さし交はす指のあとさきぬばたまのアクアリウムにしんしんと、熾
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紫苑
ものいはぬ人のよこがほエオリアンハープはあかき糸をつむぎぬ
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