楓のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
昼下がり小春日和に誘われてよちよち歩きに木の葉舞いおり
14
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七色コイン
ドン!と詠め。詠んだらそれが君の歌。心配するな。誰かが受ける。
12
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光源氏
野ざらしの石の仏は誰を待つ今日もつめたき雨にうたれて
18
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栞(しおり)
おっぱいを自分で揉んでも膨らんだのは胸じゃなく虚しさだけで
3
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市川ありさ
いま以上好きになっても辛いだけ所々でブレーキを踏む
6
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悠々
なにもかもすべて失くして噛みしめる生きる悲しみ生きる喜び
23
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舞
それぞれの夏を語りて秋雨を炬燵に入りて妻と眺める
11
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七色コイン
きみはもう他の誰かのものなんだ。コーヒーカップに砂糖を入れる。
13
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螢子
木洩れ日がふたりをつつむ城山の樹々が見守る初夏の恋
14
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浅草大将
こがらしに終のひと葉も散り果てて誰か集へる裸木のもと
30
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恣翁
清しき夜 高き天より 露墜ちぬ 蓮の台に 定まらずして
29
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葵の助
はろいんはかぼちゃの祭りなのかいと煮物を作ったばあちゃんが好き
16
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葵の助
我の膝いつまで枕にして眠る子が暖かき秋の週末
6
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あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
129
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河のほとり
侘しくてひとり寝る夜はいたづらにあらしな吹きそ雨もろともに
72
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つやはき
墨を磨る風のひと揺れひと揺れに見えつ隠れつ三日月の艶
19
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あき
笑わないことが好きだし、しゃべらないことが好き。嘘。そんなのは嘘。
17
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まるえふ
ここに来て優しい顔になった父緩やかな時流るホスピス
20
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まるたまる
「会いたい」と言えずに我慢してるだけ不器用過ぎて滲む月影
19
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只野ハル
特別な日に栓を抜くはずだったワイン木曜の夜ひとり呑む
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