まきのお気に入りの歌一覧
薫智
神様に小さな嘘をついてまで欲しかったのにこぼれ落ちてく
59
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キタハラ
赤色のポストはきょうもからっぽで世界のおわりみたいな夕ぐれ
12
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キタハラ
きこえないでしょう 雪などつもらない街にもしんと悲しみは在る
26
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詩月恵
泣いたって良いよわたしが抱きしめてあげる朝までずっとぎゅうっと
10
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天野
どこかしら欠けているから人間はひとりで生きていけないんでしょ
4
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紫苑
白皙のすべてをかくせ新月はりやうてでかほを覆つたかたち
17
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天野
元カレがすすめてくれた小説家(佐藤正午)はまだ好きなまま
2
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鹿男あほでよし
聞き飽きたフレーズだから分かってる。また「さよなら」になる「また今度」
7
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田中ましろ
部屋中のいらないものを捨てながらあやまってあなたを捨てたいよ
9
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田中ましろ
さよならはしないと決めて北風にさらした指のしなやかな線
12
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詩月恵
星月も見えない君が見つからない雨音だけがわたしを包む
10
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みなみぐち
落としても割れないコップ 怖くても泣けないわたしのようにさみしい
20
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紫苑
花なれば粋が似合ふと云はれしに脆きを零つくち塞がるる
11
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ムラサキセロリ
こんにちは22歳の自分 まだナンバーガールを聴いていますか?
10
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紫苑
雨だれの沈む真闇に我がうへを過ぎにしひとの群れ思ひけり
13
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ムラサキセロリ
仔猫でもないのにきみは戯れに白詰草の芽を刈るのかい?
11
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銀
菜食の首へ注ぎしラムネならもっとたしかな近さで触れて
1
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銀
泣きながらスモールライトは彼を只食われる者に変えてゆく夜半
2
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キタハラ
シャボン玉壊れて消えてひかり降るわたしの指はとてもつめたい
10
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キタハラ
普通ってなんなんですかもうずっと試着室から出られずにいる
22
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