ゲンセンカン主人のお気に入りの歌一覧
falcon
嵐吹き峯の木の葉は散りぬれど立つ白雲のなどかはるけき
7
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falcon
秋の夜の月の桂に登り見るかずにもならぬわが身なりけり
6
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falcon
あこがれし葡萄の美酒に夜光杯読むぞかなしき西域の記事
3
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粕春大君
岩を穿ち生ひ立つ松のこずゑにもおける白露はわが身なるらむ
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粕春大君
霧深き峰の経堂風吹けば顕れわたる里の茅屋
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粕春大君
東雲の野分の風にすゑ伏せる萩の花散る雪のごとくに
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粕春大君
たまきはる三千世界を言問はば泥土に濡るるひとひらの萩
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粕春大君
長き夜の明くるも知らずまつ虫にわが身なぞへばかなしかりけり
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falcon
色もなき露おく萩の風吹けば薄紅染むと人しるらめや
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粕春大君
行き合ひの空に涼風吹きそへり天地はじめて粛然とせむ
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粕春大君
中つ空雲居にかかる八日月おのが半身を恋ひ求むらむ
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粕春大君
浅茅生の宿に吹く風わが袖にかそけき秋の露をおくらし
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粕春大君
女郎花なびきもあへで立ちたればわが身ゆだねむこの秋風に
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falcon
荒れし田を憂ふる老農皺ふかく夏草刈るを見るぞかなしき
8
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四季野 遊
波間には若き祈りと悲しみの潮の残像わだつみの声
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弦跳
垂乳根の母より古りし梅ヶ枝に 結びし珠を祖母の干すなる
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鈴桜
待つ宵に月さへ出でぬ夜半の空眺むる者は我一人やは
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四季野 遊
沙羅の実を葉陰に結ぶ寂光院衣擦れのごと風の渡りぬ
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粕春大君
秋の田の風に向かひてたたずむは穂波に泳ぐ案山子なるらむ
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粕春大君
暑き夜に響けわが歌かき暗らす闇を明かせと響けわが歌
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