ゲンセンカン主人のお気に入りの歌一覧
falcon
手をとりて登る石段おけら火の火縄にもゆるおもひはふかき
9
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falcon
をとめごが声はずませる年の暮れ手にする暦に願いをこめて
8
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紫苑
目覚むれば思ひなしかに朱の濃く白月美しき元旦のあさ
11
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粕春大君
あらたまの年の初めの御社も鎮む春夜に望月の照る
25
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浅草大将
朝月の日向し思へば肇国の民の望みも高千穂の峰
7
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猿ノ丞狂介
散りぬとも香をだに残せ梅の花 金なき時の薫香にせむ
20
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でくのぼう
白月の吾を哀れむ調べ聴きまだ見ぬ里のきみを偲ばむ
16
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でくのぼう
月昇る 修羅をゆく身を 彷徨て 枯野に立つ孤愁の露草
18
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粕春大君
北辰は冴え朔風は地を裂きて散りし紅葉は池中に凍る
16
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猿ノ丞狂介
渡る風まつほの浦の夕凪にかひなき舟の櫓をこがれつつ
15
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螢子
友待ちて苔むす庭に佇みし我がうしろすがたもしぐれていくや
5
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粕春大君
秋の野の旅路にそへる姫菊に我がみし人ぞ忘れかねつる
13
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粕春大君
夕さればふけゆく秋の空にみつ入相の鐘に紅葉ちるらむ
17
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falcon
いつよりか思ひそめてしもみぢ葉の葉末にむすぶ露のはかなき
8
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紫苑
山門の奥に幼なき声のして被布の朱赤に木漏れ日の照る
8
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粕春大君
風を寒み板間の褥巻きをれば夜のほどろに時雨降るなり
11
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falcon
くれなゐはもみぢ葉そむる夕時雨おもひぞはてぬふるさとの秋
13
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falcon
陽関を出ずれば人なき地と詩ふ古人は知らず自由の難き
8
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粕春大君
はつ霜の冴えかへるなり暁の鐘の音こそほのきこえけれ
17
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粕春大君
あらたまの弓張月のいるごとに赤る竜田の山紅葉かな
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