庭鳥のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
からくりか 七夕つめに宿からむと天の河原に来れど宿なし
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山桃
褄押さへ初風しまく橋渡り飛騨川の面はちりめんの波
8
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芳立
あしがらの柄にもないと言ひさうな君に隠してゐた智恵子抄
9
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光源氏
一夜だに守るべしとぞ述べたもれ悶ゆ苦しき愛のまぼろし
7
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詠み人知らず
黒豆の汁で作りし豆ぜんざい客喜びてわれはなたかし
12
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紫苑
札飛ばしをみな七人歌留多会ははそはの母に歌教はりき
5
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車男
ふるさとの魚のうまさを知りたるは海なき街に越して来しより
13
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芳立
願ふほど夜は冷えゆくもう君は独り暮らしでないであらうと
12
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葵の助
クレヨンでいたずらされたカレンダー 六月までは虹色らしい
11
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リンダ
純愛は嵯峨野に置いて湯に浸かり明日から始まる現実の日々
4
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リンダ
竹林で寄り添い歩くこの坂を越えてしまっていいのだろうか
10
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光源氏
面影は冬の霞みに消へゆきて心にしみる里の沫雪
8
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とまと
授業中「起こしてあげて」先生の一言 君に初めて触れた日
48
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ふきのとう
新雪に朝日照らせば宝石を散りばめたごと煌めきみせる
9
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紫苑
明け方に訪ひ来る人と戯れに食める林檎のかくも甘かり
11
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浅草大将
いと早き歳の瀬にさす棹ひとつ頼りの身こそうぢ川の水夫
15
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西村 由佳里
雑踏で 遥か遠くを 眺めれば 雪降りしきる 墨染の山
4
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あき
山肌が紡ぎだしたる白糸は長き旅ゆく水のカラバン
27
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あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
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栞
ひとりでもまっすぐ歩いてゆけるけどそれがふたりならもっと素敵ね
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