庭鳥のお気に入りの歌一覧
葉月きらら☆
渋滞のタクシーの中連れ去ってくれない君の左手握る
10
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葉月きらら☆
解いた髪鎖骨を滑り落つ前に包まれている大きな身体
7
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葉月きらら☆
嘘をつき愛も奏でる凶器なる巨峰ほおばる口元見てる
10
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猿ノ丞狂介
よひよひに枕さだめてよいよいと騒げど倒れ終にヨイヨイ
4
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さる
咲き遅るわが庭の梅小さくて一つの枝に紅白の花
13
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猿ノ丞狂介
夏なれば宿にふすぶる寝たばこの火事も我が身を焼き尽くすなり
6
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猿ノ丞狂介
伊勢ノ海に属す力士の少なしや柏戸までは目指しかねつる
3
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みやこうまし
黄葉落ちて滞ったり流れたり小川は描く秋の模様を
12
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聴雨
風にゆれ雨に枝垂るる花に似たしなやかなりて心ある人
15
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ふきのとう
またひとつ心に残る歌ありて秋の夜長に読書かさねむ
10
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田中ましろ
雨音をたまにあなたと間違える家族を辞めて五年経つのに
30
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紫苑
風に舞ふ蒲の穂絮にふぢなみの思ひもとほる池の面かな
9
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聴雨
紗をまとひ月やまぎはに添ふるころ狭庭のすみににほふ白菊
13
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あまおう
凜とした秋刀魚キラキラ輝いて艶やかなのはきみと似ている
15
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たんぽぽすずめ。
それとなく刑事のようにチラ見する猫の名前は島さんが良い
11
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みみ松
真夜中の豪雨上がれば直ぐさまに虫の音響く眠れぬ耳に
8
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芳立
野に空にちれる珠ども集むともとどかぬあきの月ぞさやけき
6
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光源氏
水鳥や過ぐす浮き世の波まくらそぼふる雨に身をふるはせて
6
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光源氏
つひにゆく歌の道とは覚すれど思ひ過ぎめやあやにかなしき
4
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石川順一
青柿を眺むる父に鐘が鳴り葉の密集と夕暮れて行く
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