庭鳥のお気に入りの歌一覧
さささささ
兄嫁と母との会話聞いてるとなぜだか私がひやひやします
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ゆべし
バッカスの娘たちがおまわりに叱られている0時50分
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みやこうまし
御所の杜椋の実食みて終戦の飢餓を思えリ飽食の今
13
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竜胆
王様の振りして細い親指で メスライオンにメール打つ君
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悠々
高潮が來るぞの悲鳴より迅く魔物は村をひとのみにせり
18
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紫草
吾一人淋しき時のもみぢ葉の 紅の色こそ深く染み入り
14
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あき
刈り入れを済ませた広い田圃には巨大マシマロごろり転がる
13
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山桃
老ひ桜咲ける秋かも星月夜鎌倉ひらく紅蓮衣笠
10
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みやこうまし
御所の秋そらの青さの透き通り建礼門が大きく見えぬ
14
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ふきのとう
山椒は日ごと朱色に変わるるをほのかに香りつけたるままに
18
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紫苑
一番花散りてふたたび匂ひ立つ木犀のけふいよよ艶めく
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詠み人知らず
「もみじやで。アンタのててより小さいね。」渡してやると美味そうに食む
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七色コイン
降りそうな気配がしてる涙雨ただやわらかく降っておくれよ
28
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七色コイン
柘榴咲く木から一房盗み食う 僕と似ているすぐ泣くところ
14
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猿ノ丞狂介
オシムらの人の心を知らぬまにサムライジャパンはなぞ鞠を蹴る
5
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山桃
歌思へば幼年のゆめ深くしてちるちるみちるとゆりかごゆれる
8
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たんぽぽすずめ。
水兵が列成すように吹く笛で夏の名残りを癒す朝顔
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たんぽぽすずめ。
マラソンのゴールをしても足音が未知へと進む短歌の如く
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まがね
ゴキブリと違うんですとコオロギが隠れた先で羽音(はね)を主張す
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みやこうまし
認知づま鏡も見ずに化粧する女の性の残り火燃すや
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