葉月きらら☆のお気に入りの歌一覧
詠伝
虹色が詰まったポケットカラーペン嫌いな茶色で芯が折れた
9
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へし切
朝露に濡れて花咲く月草の一日に散りぬ儚き想ふ
28
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紫苑
あたらしき稔りにほほを寄するときそを造りたる手を思ひけり
17
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灰色猫
散歩道 まだ緑の毬栗が 秋の訪れそっと告げてる
24
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すばる
家猫が連弾しようと寄って来て自由気ままに奏でるピアノ
19
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速魚
碧い海と硝子色の秋空を背景に立つドヤ顔灯台
10
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紹益
あぜ道に 錦織りなす 彼岸花 黄金の稲穂 飾る喜び
21
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只野ハル
まだ秋はバトン貰ってなさそうで朝の長袖昼に折り上げ
10
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あまおう
気がつけば波打ち際は遠ざかり 裸足の似合う歳でもないか
30
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ながさき
露草の 健気な姿 君に似て 清々しくも 紫光る
23
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南美帆
殿方は別名保存で愛せても私は上書き保存か削除
9
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南美帆
自らの潮の満ち引き操作する薬を飲むのは君のためかも
9
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月虹
傷ひとつ付けずに歩く道は無くリハビリのように僕らは生きる
28
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栞
靴擦れをするとわかって履く靴のような恋に絆創膏貼る
19
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小林道憲
夢にだに返らぬものはわが思い 人の恨みに身を焦がしつつ
18
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詠み人知らず
たなびたる雲に行方を訊ねても明日のことは風にまかせよ
12
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詠み人知らず
言の葉でひとのオーラが見えてくる澄んでいるもの濁ってるもの
9
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紹益
夏向きの 小麦色した 美丈夫は 秋になりせば 飽きて捨てらる
21
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春咲
明くとも 絶へてふみなき 月夜道 欠くも満つるも 月は移るに
13
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春咲
寄るひとの なき山里の 花なれど 知るひとも居り 棄つべくもなし
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