やながわ亜弥。のお気に入りの歌一覧
垂々
現世では名乗れない姓ひとつあり。しなの鉄道田中駅にて。
24
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悠々
六月の雲踏む足の裏痒し新しき靴の旅を夢見む
29
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垂々
酸性の雨なんだから赤くなれ リトマス試験紙・運命の糸
19
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田中ましろ
ダイイングメッセージには「シアワセ」と書くから誰も悲しむな もう
11
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浅草大将
汚れたる人の心を浚へどもそこなるうみのなどか澄みぬる
18
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薫智
汗をかき心を遣い喜びに繋げてたいと思う人生
10
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垂々
六月のカレンダーには雨音と少しの晴れと別れの曲と
21
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浅草大将
みな人は幸を厭ふにあらざるになどて野菊の墓を愛づるや
17
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薫智
力には愛の力で返そうか平和がいいよ偽善者ですが
10
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ちりピ
誰からもかえりみられぬ一本の街路樹として背筋を正す
37
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浅草大将
悲しみといふ名のしみを取るために娘は学びをり 美容術
17
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ゆびきゅ
奇跡かな それとも気のせい? 離れても 君の鼓動がぼくを打つのは
22
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浅草大将
七色のにじむなみだの玉づさの通ひあへねど恋ひ渡りなむ
15
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伊藤夏人
人生に二回くらいは太陽を隠してあげる月でありたい
8
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紫苑
黒鍵の音の浸しゆくゑくぼありビスクドールの産毛なき頬
12
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薫智
公園で風を感じて本を読むとても落ち着く木々のささやき
14
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薫智
身体中電気流されブルブルと痙攣してる携帯みたい
7
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悠々
ひねもすを海に向かいてこのおとこみそひともじの恋を語りき
31
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青木健一
前置詞をひとつ後ろに置くような誰も気づかぬ僕の革命
29
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林ユキ
はつなつのニセアカシアの満開の花陰に立ちゆるしを乞ふひと
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