千紘のお気に入りの歌一覧
浅草大将
秋風の立てば開くやをみなへし玉なす露に蕊も濡れつつ
12
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えびフライ
ずりばいの こがあるきだし よちよちの こがはしりくる せいちょうきろく
7
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浅草大将
籠の中空をながめてとりが鳴くあづまの果ての人工楽園
11
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加祢
ひた駆ける熱き想ひは弦の上を涼風に乗せ自在に飛へり
22
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詠み人知らず
心身を病む身で我はただひとりどう生きてこうころっといきたい
11
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紫苑
行き倒れに似たるものかはかざす指取りもあへずに蝉あふのけり
21
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きりあ
がぶ飲みの珈琲一杯台所今夜の献立何にしよう
2
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きりあ
病身の友を見舞えば夕暮れて痩せた右手にとまるひと時
16
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みずたまり
いつもなら仏頂面のおじさまが無邪気な笑顔で銀座音頭を
6
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加祢
うたはれしいくさの痕を苦にあへぎ累々とせし人見へざるや
26
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加祢
世に出でば露の命を全うす数多の珠のかがよひを見む
25
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薫智
亡くなった命はけしてかえらない途切れた想い継いで生きてく
15
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悠々
百日紅燃ゆ黒き雨降る原爆忌屍満ちる天地は哭くよ
23
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浅草大将
いく野みち思ひて一人する墨のいかに香らむ水茎のあと
14
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トーヤ
僕たちが戦う夏はこれからと甲子燃える立秋の日に
5
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浅草大将
朝戸開け風涼しきにおどろけば昔の夏の終はりをぞ知る
16
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聴雨
ゆく夏の夜風にそっと寄り添えば時があの日に戻る気がする
18
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聴雨
月もなく物音ひとつなき夜に君の心の在り処をたづぬ
14
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聴雨
小夜ふけて虫の音ひとつまたひとつちさき庭にも秋は来にけり
14
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聴雨
この風は例えば君が傍にいて産毛がふわり触れるみたいだ
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